武産浦帆道場は2018年4月に発足しました。指導者は福田保 合気会八段位(1931生87歳)合気道開祖植芝盛平翁の直弟子で、合気修練道場(現.茨城支部道場)で20年間、開祖から直接合氣を学んだ現在では数少ない指導者の一人です。 開祖直伝の精神と技術を磨き続け、2018年で合気道人生70年、武産浦帆道場、かすみがうら合気会、コミュニティカレッジ、にて今も週に五日稽古し、後進の指導に力を入れています。
BLOG
コロナで緊急事態宣言のため稽古ができないで悶々としてる日々です。
合気道は俺がやりたいことであって、家族がやりたいことじゃない。
でも、合気道のことをふと考えるから、毎日少しでもいいから木剣や杖を振りました。
曙合気道クラブ HP:https://site-4204847-9888-8071.mystrikingly.com
私(小島)は武産浦帆道場の他に曙合気道クラブでも稽古をしています。
曙合気道クラブは茨城県阿見町で活動しています。
曙合気道クラブの前身は福田保師範が立ち上げた阿見道場でした。
会員達は真面目で熱心な人達ばかりで、技の向上のための研究心に溢れてます。
稽古に行くのが楽しみになる素敵な道場、曙合気道クラブです。
曙合気道クラブ
責任者 小松崎 俊雄 合気会6段
茨城県稲敷郡阿見町竹来400-1
阿見町立竹来中学校武道場
毎週火曜日と金曜日 pm7:00~9:00
昨年8月(2020.8.28)に福田 保師範が逝去されました。
私達弟子一同力を合わせ、師匠の教えと道場を
しっかり守っていきます。
今も変わらず、
道場で稽古するとき、合気道のことを考えるとき、
いつも師匠はそばにいてくれます。
さようならは言いません。
福田先生、これからもよろしくお願いします。
武産浦帆道場では、緊急事態宣言解除に伴い、6月 18日より稽古を再開いたしました。
参加者には道場入口にて、氏名と体温を用紙に記入してもらいます。
37度以上の熱がある、咳が出る等、体調不良の方は稽古に参加することはできません。
いろいろと制約や個人の事情がある中で、少人数ですが仲間たちと久しぶりに
稽古できて嬉しかったです。
稽古時はマスク着用で行っております。
今後気温が高くなると、熱中症など別の問題も出てきますねぇ。
体術の他に、素振りや組太刀などの武器技の時間を多くしました。
私は師匠と道場に行く車中でおしゃべりをします。
その時に師匠がよく話してくれるのは、
福田師範「“わかった”と思ったら、もう終わりだから」
ということ。
私が
「合気道は難しいですねえ。12年やってきましたが、どんどんわからないことが出てきますよ。(^◇^;)」
と言ったことへの返しなので、不肖な弟子への励ましでもあるんでしょう。
「“わかった”と思ったら、もう終わりだから」これ真理だと思います。
仕事でも趣味でも、「到達した」「わかった」と思った瞬間から、それ以上の成長は停止してしまいますからね。
私は師匠と道場に行く車中でおしゃべりをします。
その時に師匠がよく話してくれるのは、
福田師範「“わかった”と思ったら、もう終わりだから」
ということ。
私が
「合気道は難しいですねえ。12年やってきましたが、どんどんわからないことが出てきますよ。(^◇^;)」
と言ったことへの返しなので、不肖な弟子への励ましでもあるんでしょう。
「“わかった”と思ったら、もう終わりだから」これ真理だと思います。老子の
「知りて知らずとするは上なり。
知らずして知るとするは病なり
聖人は病にあらず、其の病を病とするを似て、
是を似て病にあらず」
というのがあります。自分がよく理解していても、まだ十分にはわかっていないと考えることが良いことであり、
わかってないくせにわかってると考えるのが、人としての短所になる。自分の欠点を欠点として自覚できれば改善することもできる。
聖人に欠点がないのは、その欠点を欠点と自覚しているからこそ、欠点の無い聖人でいられるのだ。“知りて知らずとするは上なり”
という箇所と意味が似たように思うのが「論語」に
とあります。
「知りて知らずとする」は、論語の「知るを知るとなし〜」に似てますが、老子は
“わかったことも、わかったとしない”というとこがなんだか深い。
“わかったと思った時にも、それを疑え”と言ってるように聴こえます。
まだその「道」には達してないのであると考え続けることが、修行では大事だと、日々師匠に言われております。
福田師範は素晴らしい合気道家ですが、自分を売り込むことは嫌い(苦手)で、世間に自分の才能をアピールしたりはしません。そこをもどかしいと思うこともあり、いや、それこそが師匠の素晴らしいところであると考えたりします。
私にも福田師範のような「花」を咲かせられるだろうか・・
努力していきます!
「竹原ピストル 名も無き花」より抜粋
よく言われれば
図にのって
悪く言われればわかってたまるかとふてくされる
どうせそんな例えば
おみくじみたいなものでしょう?いつからかぼくは
ちっとも人の話を聞かなくなった
白波は遥か
空はすっかり石垣模様
きっともうすぐ雨だにげろやにげろ
名もなき花という名の花
意味を求めない意味を求めて
はじまりを求めない旅のはじまりを求めて
理由を求めない理由を求めて
おわりを求めない旅のおわりを求めて
名もなき花
名もなき花という名の花あけましておめでとうございます。
久しぶりの更新が年明けになってしまいました。
奥さんの実家に遊びにきて、朝から食っちゃ寝しながら、
のんびり気分で更新しております。
2019年は武産浦帆道場にとって、2018年に引き続き充実した一年でした。
新年早々、去年の話になりますが、写真は11月と12月の審査会の様子です。
皆さん、普段から技術向上に努力されていました。
まずは基本の型を正しくやろうという気持ちが感じられました。
審査の内容も、それぞれ今の段階としては、大変良くできていると思います。
剣の素振りも、良かったです。右半身、左半身とも半身(合気の腰)をしっかりやろうとしてました。
昨年は、通常稽古内での武器稽古は「基本の素振り」のみでしたが、体術にもはっきりとその成果が見て取れました。
高段者の齋藤さんの参段昇段審査はとても良かったです。
彼は他の会員のお手本になるべく日々努力しています。
不肖小島も皆様のお力を借り、合気の道を精進していきます。
「稽古貰うた兄弟子投げりゃ、相撲仲間の恩返し」
落語「立川談志_阿武松より」
私がうかうかできないように
会員の皆さん、どんどん強くなってください。
今年もよろしくお願いします。
期日 : 令和元年8月25日(日)17:00 〜
会場 : 笠間市 合気道特設会場
演武大会に出場してきました。
第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の
デモンストレーションスポーツの一つとして、合気道の演武大会が行われました。
合気会茨城支部道場の敷地内に特設会場が作られました。
道衣に着替えるのには茨城道場をが利用されました。
我が師匠、福田 保師範はここで植芝盛平開祖から合気道を20年習いました。
私が武産浦帆道場の他に所属している、かすみがうら合気会の演武。
タイミングも揃っていて、子供達は頑張りました。
大会最後を飾るのは、植芝守央道主の総合演武です。
道主が演武を始めた途端に突然の雷雨でしたが、皆雨に打たれながらも食い入るように見ていました。
参加記念品のバッジと認定証。
観客も多かったし、準備もなんかバタバタしてて、いつもの演武大会のように、他の道場の演武を見学することはできませんでした。
夜の演武はお祭りみたいな、非日常感があって、なかなか楽しかったですがね。
夜の豪雨がなけりゃ、もっとよかった。
7月29日に審査会がありました。
君島さんが一級、川島さんが二級の審査を受けました。
まずは川島さんから、審査員の齋藤さんの評釈。
「コツコツ積み上げてきた事が成果として出ています。
基本を大切に稽古しているのが技に表れていますね。
この1年間の急成長は素晴らしい‼︎
もう少しのところで、何かを超えていくような気がします。
その時、今までとは違うものが見えるようになるでしょう。
焦らずに、今まで通り、コツコツ稽古に頑張っていきましょう‼︎
(審査員:齋藤 憲一郎)」
川島さんは緊張で硬くなってしまったか、ちょっと間違えてしまいました。
普段の稽古では、しっかり出来てることは確認してますので大丈夫です。
最近は、自信が付いてきたのか、姿勢がしっかりと安定してきたので、一つ一つの技が力強く見えました。
審査では、多くの技をやってもらいますが、技を多く覚えることより大事なことは、すべての技が「同じ基本から成り立ってる」ことに身体で気づくことだと考えてます。
「こんな技も知ってる、あんな技も知ってる!」はそんなに自慢にはならないです。
それよりも、たくさんの技を稽古してるうちに、「あれも一緒だ!これも同じだ!」と、「体の変更」や「座り技 呼吸法」など、基本技の大事さに改めて気づく事が出来ればいいと思ってます。
川島さんは基本がどんどん良くなってきています。これまで通り基本稽古を大事にしていって、さらに高いレベルを目指してください。
次に君島さんの、審査員の齋藤さんの評釈。
「基本を忠実にも守ろうとしているのがわかります。
また日頃の稽古においても、守るべきところをしっかり意識して取り組んでいる
成果が技に出ていると思います。
そして基本を大切に稽古してきたからこそ、急速な成長が出来ていると思います。
現状に満足せず、これからも探究心を持ち続けて鍛錬していきましょう。
もっともっと強くなれると思います。
頑張っていこう‼︎(審査員:齋藤 憲一郎)」
私から、君島さんに言わなくちゃならないことは、ほとんど無いです。
君島さんには優れた観察眼があります。
普段の稽古中に、指摘したことを、すぐに理解し実践できるところは素晴らしいです。
一つだけ、これさえできれば完璧なのになぁ・・というのがありまして・・
君島さんは優しすぎますね。
横面打ちの受けで、もっと「ズバッ!」っと腹で受ける、強い気持ちが必要です。
相手の打ち込みが加減してくれてるうちはいいですが・・
でも、せっかく柔らかで丁寧な君島さんの技が、強引で粗野になっちゃうのもいけないので、この先の稽古で、強さと柔らかを融合した合気道を丁寧に稽古していきましょう。
二人とも、基本の素振りや三十一の杖や八方切りなど、武器技も大変よく出来ていました。
武産浦帆道場道にて、杖の先端部を下から掴まれたとき、二教に極める福田保師範。
6月11日
武産浦帆道場 つくば支部へマダガスカル人のJulesさんが稽古に参加してくれました。
彼は日本へは仕事でいらしてるので、短い滞在期間で多忙のなか、時間を作って来てくれました。
当初、見学を希望するメールが来てましたので、
「動きやすい格好で来てくれれば体験稽古できますよ」
と紹介者の白鳥さんにはメールで伝えてあったのですが、Julesさんはちゃんと道義持参でしたので本格的に稽古できました。
Julesさんは子供の頃からマダガスカルで合気道をしてたということで、受け身もちゃんとできますし、勘も良い方でした。
私は茨城弁以外、語学はからっきしダメなので、言葉の問題を心配してましたが、
道場でJulesさんと稽古してみると、そういうことは気になりませんでした。
身振り手振りでもしっかり伝わりましたし、Julesさんの気持ちもなんとなくわかるような気がしました。
合気道など、武道やスポーツで交流することは、いろんな壁をすぅ~っと超えられるんだなあと改めてその素晴らしさを実感しました。
とても有意義な時間のくれた、Julesさんと白鳥さんに感謝です。
第57回 全日本合気道演武大会
日本武道館 令和元年 5月25日(土)
に出場してきました。
武産浦帆道場は、第一部の20番、緑の畳で道場演武をしました。
今年の演武大会は令和元年ということで、
初出場の武産浦帆道場としては良い記念になりました。
参加者全員、楽しく演武できました。
白帯さんたちもリラックスしていて、堂々としたいい演武でした。
また来年、今年参加できなかったメンバーも一緒に出場したいです。
・肩取り一教 表技
・袖取呼吸投げ
・片手取り呼吸投げ
・両手取り呼吸投げ
・正面打ち入り身投げ
・突き小手返し
かすみがうら合気会から、先輩の竹内五段と石川四段が稽古に来てくれました。
普段から私は、二人にはかすみがうら合気会にて稽古をつけてもらってますが、
武産浦帆道場の会員にとっては、新鮮な風にとても刺激になっているようで、
皆のボルテージが上がってるのを感じました。
帰り際に竹内先輩に
「良い道場ですね!女の人が皆強くて、驚きました!」
と言ってもらえたことに感動。
武産浦帆道場のみんなへの、うれしい評価いただきました!