審査会 (2019.7.29)

7月29日に審査会がありました。

君島さんが一級、川島さんが二級の審査を受けました。

まずは川島さんから、審査員の齋藤さんの評釈。

「コツコツ積み上げてきた事が成果として出ています。

 基本を大切に稽古しているのが技に表れていますね。

 この1年間の急成長は素晴らしい‼︎

 もう少しのところで、何かを超えていくような気がします。

 その時、今までとは違うものが見えるようになるでしょう。

 焦らずに、今まで通り、コツコツ稽古に頑張っていきましょう‼︎

 (審査員:齋藤 憲一郎)」

川島さんは緊張で硬くなってしまったか、ちょっと間違えてしまいました。

普段の稽古では、しっかり出来てることは確認してますので大丈夫です。

最近は、自信が付いてきたのか、姿勢がしっかりと安定してきたので、一つ一つの技が力強く見えました。

審査では、多くの技をやってもらいますが、技を多く覚えることより大事なことは、すべての技が「同じ基本から成り立ってる」ことに身体で気づくことだと考えてます。

「こんな技も知ってる、あんな技も知ってる!」はそんなに自慢にはならないです。

それよりも、たくさんの技を稽古してるうちに、「あれも一緒だ!これも同じだ!」と、「体の変更」や「座り技 呼吸法」など、基本技の大事さに改めて気づく事が出来ればいいと思ってます。

川島さんは基本がどんどん良くなってきています。これまで通り基本稽古を大事にしていって、さらに高いレベルを目指してください。


次に君島さんの、審査員の齋藤さんの評釈。


「基本を忠実にも守ろうとしているのがわかります。

 また日頃の稽古においても、守るべきところをしっかり意識して取り組んでいる

 成果が技に出ていると思います。

 そして基本を大切に稽古してきたからこそ、急速な成長が出来ていると思います。

 現状に満足せず、これからも探究心を持ち続けて鍛錬していきましょう。

 もっともっと強くなれると思います。

 頑張っていこう‼︎(審査員:齋藤 憲一郎)」


私から、君島さんに言わなくちゃならないことは、ほとんど無いです。

君島さんには優れた観察眼があります。

普段の稽古中に、指摘したことを、すぐに理解し実践できるところは素晴らしいです。

一つだけ、これさえできれば完璧なのになぁ・・というのがありまして・・

君島さんは優しすぎますね。

横面打ちの受けで、もっと「ズバッ!」っと腹で受ける、強い気持ちが必要です。

相手の打ち込みが加減してくれてるうちはいいですが・・

でも、せっかく柔らかで丁寧な君島さんの技が、強引で粗野になっちゃうのもいけないので、この先の稽古で、強さと柔らかを融合した合気道を丁寧に稽古していきましょう。

二人とも、基本の素振りや三十一の杖や八方切りなど、武器技も大変よく出来ていました。

武産浦帆道場 茨城県 合気道

武産浦帆道場は2018年4月に発足しました。指導者は福田保 合気会八段位(1931生87歳)合気道開祖植芝盛平翁の直弟子で、合気修練道場(現.茨城支部道場)で20年間、開祖から直接合氣を学んだ現在では数少ない指導者の一人です。 開祖直伝の精神と技術を磨き続け、2018年で合気道人生70年、武産浦帆道場、かすみがうら合気会、コミュニティカレッジ、にて今も週に五日稽古し、後進の指導に力を入れています。

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